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2012年7月21日 (土)

上高地→西穂高岳 (2) 2012年7月16日~18日

上高地→西穂高岳 (1) 2012年7月16日~18日の続きです。

上高地アルペンホテルのハイカーズルーム(相部屋)で、一人寂しく過ごした私は、5時に目を覚ました。
窓を開けると涼しい風が流れてくる。さすが標高1500mの上高地。空を見上げれば、青空です。昨夜の天気予報では曇りだったので心配していたが、どうやら登山に適した天気になってくれたようだ。
ホテルが昨夜用意した弁当で朝食を済ませ、身支度を整えて、7時にチェックアウトした。

梓川沿いの遊歩道を歩き、西穂高登山道入り口へ向かう。上高地から西穂高の稜線へ直登する登山道だ。約3時間で西穂山荘の脇に出る。新穂高温泉まで移動してロープウェイで稜線に出る方法もあるが、せっかくの穂高岳を満喫(?)したくなり、玄関から上がることにしたのだ。

登山道入り口は田代橋の近くにある。東屋のような作りになっていて、登山&下山届ポストが設置されている。

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登山道は展望のない樹林帯の中。踏み跡と道標はしっかりとしています。迷いやすい分岐のところには必ず、「上高地←→西穂山荘」の標識が木の幹にくくりつけられている。

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登り始めて1時間程で水場「宝水」に着きます。水は2リットル持ってきていたので補給する必要はなかったが、水場に降りてみることにした。

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手を浸してみたら、冷たくて気持ちよかった! 沢の水なんですかね。

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登山道は後半になると傾斜がきつくなってくる。写真のような石ごろごろの沢筋のような登山道になってくる。

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焼岳への分岐。この辺りに来ると、登山道の傾斜が緩やかになってくる。

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登山開始してから2時間半で西穂山荘に到着。ここまですれ違った登山者は2人だけ。私の後ろを歩いている人はいなかった。人気がないのかな。。。
山荘で15分程度休憩をとり、目指す西穂高岳の稜線へ向かいます。

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山荘から西穂高岳方面を見上げればガスってます。天気は曇り。展望は望めそうもなさそう。

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稜線の取り付きは、大岩ごろごろの登山道。よじのぼる箇所が何カ所かあります。

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西穂丸山が左に見え、西穂高岳へ向かう稜線が見えます。独標と山頂はガスの中です。

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西穂丸山。ガスの中で展望がほとんど効かない。

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一瞬のガスの切れ間から、西穂高独様へ続く稜線が見えた。素晴らしい景色です!

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稜線は石屑と浮き石ごろごろです。ルートを見極めながら歩かなくちゃいけないんですが、ここを駆けてく人がいました。ヘルメットをかぶりザックにロープをぶらさげた人達。奥穂へ縦走して行く勇者なんでしょうね。たぶん。

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ほとんどガスの中を進んでましたが、時折、ガスの切れ間から西穂高岳が見えます。右端の突起が西穂高岳独標。一番高く見えるのがピラミッドピーク、そして、左端が西穂高岳の本峰である山頂。

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登山道が険しくなるにつれ、独標がせまってきます。足下は非常に不安定です。

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右端が切れ落ちている危険箇所をトラバース。高度感が凄いです。

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トラバースを抜けたところでストックをザックに収納し、いよいよ三点支持を守っての岩登り。

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独標を見上げる。途中までは傾斜がありますが、直下はほぼ垂直。(^_^;

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3点支持の岩登り。クサリは1カ所しかありません。岩角とグリップを探してのクライミング。いちよう、ペンキの◯×印があるので、それを忠実にたどります。
下の写真は独標直下の垂直に登る箇所です。険しさがわかりますでしょうか?

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西穂高岳独標山頂。ガスの中。周りは乳白色。山頂は結構狭い。10人程度しか収容できそうもない。ここでしばらく休憩。ガスってなければ絶景が見れたのに。(^_^;
驚いたことに、ソフトバンクの電波を拾えた。「西穂高岳独標なう」とツィートできたのだ。筑波山ですら電波が拾えないソフトバンクなのに、穂高岳で拾えたのは不思議だ。

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一瞬、ガスが切れて、西穂高岳山頂までの道が見えた。手前のピークはピラミッドピーク。奥のピークが西穂高岳本峰である山頂。山頂までは12のピークを越えて行く必要がある。クサリが整備されていない上級者コース。
独標の下りをのぞいてみたが、何とか行けそうだった。たぶん、ピラミッドピークまでは行けたと思う。しかし、ここで雨が降って来て、周りがガスにつつまれてしまった。さすがに雨に濡れた岩場は怖い。独標で引き返すことにした。

ガイドブックを読むと西穂高独標までは誰でも行けるという記載がある。しかし、高所恐怖症の人は無理だろうし、3点支持で岩登りができないと登り下りは難しいだろう。それなりの覚悟と緊張が必要だと思う。
登る時に、下りてくる人を下で待って見ていたが、危ないなーと思った人が結構いた。

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西穂山荘に戻り、早速、名物の「西穂ラーメン」を注文。しょう油味にしてみました。標高2000mで食べるラーメンは美味。(^_^)

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山荘の部屋はこんな感じだった。この日は、6人部屋に4人。余裕のある布団配置で一安心。これがシーズンだったら、布団一枚に2人とかなるんでしょうね。

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夕食時間まで、喫茶室で本を読んでいた。テラスから見える笠ヶ岳を見ながら。贅沢に時間を使ってみました。
読書に飽きたら、山荘前のベンチに腰掛け、霞沢岳を眺めたりと。山荘では時間がゆっくりと流れます。山荘はこういう所が好きなんですよね。山荘泊まりはやめられません。(^_^)

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夕食は5時半。私がついたテーブルには、私のような単独行の登山者が集まり、山の話で盛り上がった。
テーブルについたのは、翌日に西穂から奥穂・北穂へ縦走する勇者、剣岳を7回登った人、元遭対協の人、中央アルプスを庭のように登ってる人など猛者ばかりであり、私のキャリア程度では自慢話ができるわけもなく、聞き役か質問がやっとであった。(^_^;
唯一、私が中心になって話したのは筑波山のことかな。自己紹介で茨城出身と話したのがきっかけ。
山小屋泊まりは、経験者から山の話を聞けるのが楽しい。
元遭対協の人から「剣岳においでよ!」と薦められましたが。。。現実は難しいなあ。(^_^;

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日没を見たかったのだが、山荘の周りはガスにつつまれてしまった。

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3日目の新穂高温泉に続きます。

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