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2012年8月 1日 (水)

立山連峰(3)~立山三山・真砂岳・別山縦走 (2012年7月24日~25日)

(2)室堂編の続きです。

前日、体調最悪の状態で一の越山荘に到着。17時半に夕食をとり、大事をとって18時には寝てしまった。腹下し薬とバッファリンを服用して。

翌日は午前5時に目を覚ました。山荘前に出て、朝焼けの立山を見る。

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12時間近く睡眠をとったせいか、気力体力復活!(^_^)
予定通り、立山三山の縦走をすることにした。ルートは、二の越〜三の越→立山三山(雄山・大汝山・富士ノ折立)→真砂岳→別山→雷鳥坂→みくりが池→室堂。もっとも、スタンダードなコース。
天気は曇り。そして、風が強く寒い。気温は10度ちょっとかな。
山荘の人に「天気荒れますかね?」と聞いてみると「いや、大丈夫でしょう」という返事。天気予報では、立山室堂付近は晴れのはずだった。3000m級の山の天気はわかりませんね。服装は、念のためにアウターにレインウェアを着込んでの3枚重ねの上着。レインスーツの下はいつでも取り出せるようにした。

まずは、立山三山の最初の峰「雄山」へ向かう。二の越の登山道を進む。ガレ場で急峻。浮き石が多い。ここを雄山神社参拝目的の「観光者」がスニーカーや革靴で登り下りしていると後で聞き、驚く。事故は大丈夫なのだろうか。。。

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ペンキ印をたどって行く。途中、ガスのためペンキ印を見失い(^^; 岩に阻まれ、ロッククライミングをしてしまった。

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三の越から四の越付近。左上にうっすらと見えるのが五の越の雄山神社社務所。

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五の越の社務所に到着。ガスってます。
ここで中高年グループのリーダーの人から話しかけられる。この先、風が強いから登山を続行すべきかと。
でかいザックを担いでソロで登ってると、「できる人」に見られるようで、時々こんな相談を持ちかけられます。(^^; まあ、正直こちらも判断つかない。続行不可能になれば、「大走り」のエスケープルートに迂回する旨、話しましたけど。で、驚いたのが一つ。リーダーさんが見せた地図。等高線も何もない、ただのルートマップ。びっくりした。ハイキングコースじゃないんだけどなーと、複雑な心境だった。
予備の地図を持っていれば、たぶん、提供したと思う。
立山では、数年前、稜線上にある真砂岳付近で大量遭難の事故があった。そんなことが頭をよぎった。

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社務所に500円の参拝料をおさめて、神主さんと第一の峰・雄山山頂に向かう。写真はガスの中の雄山神社。

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神主さんと登山(苦笑)。オレンジ色の服が神主さん。
神主さんに「毎日、ふもとから登山してるんですか?」と聞いてみたところ、「そんな体力ありませんよ」と笑って返される。そりゃそうでしょうね。(^_^)

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神主さんが山頂神社に入って、祝詞を読み上げ、参拝者へのお祓いをします。

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雄山神社がある山頂は3003m。

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参拝が終わり、縦走路に戻る。ガレ場、浮き石だらけの不安定な道。立山三山の山腹をトラバースして行きます。途中、巨大な浮き石に乗ってしまい、あやうく、転ぶところだった。(^^; あぶない、あぶない。

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2番面の峰・大汝山。岩稜を直登します。

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大汝山山頂付近。

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この岩が山頂ですが、さすがに登る気にもならず、タッチして済ませました。晴れていれば、360度の絶景が見渡せるはず。。。

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大汝山から下りて、縦走路に戻る。富士ノ折立付近の稜線。ガスっていたので、登らずに巻きました。

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ガスがまったく晴れない縦走路。富士ノ折立をすぎると、岩稜帯が少なくなる。
この辺りは、晴れていれば、右側に内蔵助カールの雪渓が見えるはず。

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縦走路にはこのような道標が立っていたりする。比較的迷いやすい箇所にたっているようだ。

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真砂岳付近で完全にガスに巻かれる。(^^; 視界3m未満? 私はコンパス・GPS・マップでたえず現在地を確認しながら進んでいたので大丈夫だが、何も持ってない人は迷うかもしれませんね。ガスに巻かれた初めての体験でした。
そして、突然の雨! レインスーツのパンツを履き、ザックカバーをつけて完全装備。しかし、10分程度でやむ。山の天気は変わりやすい。

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別山へ向かう。前方を歩いているは富山の高校(?)の山岳部らしい。

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別山山頂に到着。

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劔岳のビューポイントなんですが、この日はガスっていて完全に見えるには至らない。
それでも、ど迫力な劔岳だった。

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別山を下山して、次の無名ピークへ。

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稜線上の右には雪渓。

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この辺りは別山沢の雪渓。

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ハイマツ帯の縦走路。この辺で、「雷鳥たん」に会う。ハイマツの下から突然飛び出してきたため、カメラをかまえる暇がなかった。なかなか会えなかった雷鳥たん。嬉しかったですね。(^_^)

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剣御前小舎が見えてくると、空が晴れてきた。山小屋の先にのびる稜線は剣御前というピークにつながる。

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山荘前からの劔岳。

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縦走も終わり、下山に入る。山荘横から雷鳥坂を下ります。そう急でもないが、浮き石があって、油断できない。

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雷鳥坂からの景色はとても良く、立ち止まっては堪能した。写真は室堂方面。中央に地獄谷が見える。

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雷鳥坂の終盤に雪渓を下りる箇所があった。長距離。安全のため、軽アイゼンをつける。

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雪渓をすぎると雷鳥平の沢に下りる。奥大日岳が見える。

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雷鳥沢キャンプ場。ここでテントを張って泊まるのはいいかもしれません。周りを絶景に囲まれている。

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地獄谷。今回は火山ガス発生のため、立ち入り禁止でした。

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みくりが池に向かいます。写真は山崎カール。左の山が立山三山、右が浄土山。

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みくりが池。水面に映る立山三山。

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室堂の立山ホテルに到着。

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立山の水が湧いていて、自由に飲める。飲んでみました。冷たくておいしい!
帰途に着きます。惜しい!もうⅠ泊したかった。立山連峰は素晴らしかった。(^_^)

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参考ルート:
(1日目)取手駅(5:34)→信濃大町(10:06)→立山アルペンルート→室堂(13:10)
室堂平(13:50)→一の越登山道→一の越山荘(14:50)
(2日目)一の越山荘(6:00)→雄山(6:50)→雄山神社でお祓い(10分、7:00)→大汝山(7:28)→富士ノ折立(7:40)→真砂岳(8:30)→別山(9:20)→別山乗越・剣御前小舎(10:10)→雷鳥沢キャンプ場(12:10)→雷鳥荘(12:30)→みくりが池(12:45)→室堂(13:00)
室堂(13:40)→立山アルペンルート→信濃大町(16:00)→取手駅(22:00)

(おしまい)

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